【ingress】はやくLv8になりたい!初心者向け各レベル別APの稼ぎ方と行動セオリー

 ingressは、スマートフォンに搭載されているGPSを使って、実際に街を歩きながら行う陣取りゲームです。
 ingressへのサインアップの際に、緑チームと青チームの二つの陣営から好きな方を選ぶことができます。どちらが有利ということはないので、既にプレイしている友達と同じ方にするとか、好きな色の方とか、そんな感じでサクッと決めてしまって構いません。

Lv1 とにかくハック、ハック、ハック!

 ingressを立ち上げて街を歩くと、あらゆるところに青色か緑色の「ポータル」が存在するのがわかると思います。ポータルとは、地図上でキラキラしたものが吹き出ているようになっている場所のことです。
 Lv1のあなたは、まずはそれらのポータルを片っ端から「ハック」して回りましょう。ポータルが射程圏内に入ったら、ポータルをタップし、「HACK」するだけです。すると、後に活用できる様々なアイテムと、敵陣営のポータルに限りレベルアップのための経験値であるAPが100がもらえます。
 ingressの基本はポータルを奪い合うことなのですが、そのためには、まず近隣のポータルの場所を把握しておくと、実戦の陣取りの際にスムーズに行動できます。Lv1は、来たるべき戦場の下見の段階であると考えましょう。ポータルをハックしながら街を歩くだけでも結構楽しいものですよ。こんな場所にこんなものがあったのかと、新たな発見もあります。
 ちなみに、ひとつのポータルは一日に4回まで、5分おきにハックが可能です。一度ハックして、その辺をぐるりと歩いて戻って来た頃にはまたハックできる状態になっていることでしょう。
 Lv2になるためには、2500APが必要です。ので、敵ポータルを25回ハックすれば達成されることになります。

※グリフハックでボーナスをもらおう
 HACKを長押しすることで「グリフハック」をすることができます。点と点を結ぶミニゲームみたいなものです。成功すると、ボーナスアイテムとボーナスAPを獲得することができます。
 もし余裕があるなら積極的にグリフハックしてみましょう。

※ポータルを申請してみよう
 もし、通勤途中の道やよく遊びに行く場所にポータルが少なくてつまらないよ、という場合、是非とも自分でポータルを申請してみることをおすすめします。とても簡単にできてしまいます。
 登録申請したいポータルの場所でメイン画面長押し+右フリックで、登録画面に移ります。
 ポータルの写真を取り、descriptionのところにそのポータルについての簡単な説明を記入し、送信するだけです。descriptionについては記入しなくても申請することはできますが、記入してあったほうが採用率が上がると言われています。
 申請時より数週間から数ヶ月後、問題がなければあなたが申請したポータルがingressの世界にポツリと姿を現すことでしょう。
 登録されれば1000APを受け取れるという嬉しいおまけも付いています。
 何か目を引くものを見つけたら、どんどん申請してしまいましょう。そうすることで近隣のエージェントたちも活気付きます。

Lv2 レゾネーターを挿そう、リンクしてみよう

 同じ色のポータル同士が線のようなもので繋がっているのを見かけたことがあると思います。これこそ、陣取りへの第一歩、「リンク」です。
 ポータル同士をリンクさせるには、幾つか条件がありますが、代表的な3つをここでは紹介しましょう。

 ・リンク元のポータルに「レゾネーター」が8本全て刺さっていること
 ・リンク先ポータルの「ポータルキー」を持っていること
 ・これから繋ごうとしているリンクが既存のリンクと交差しないこと

 ここでアイテムの登場です。使うアイテムは上記の二つ、「レゾネーター」と「ポータルキー」です。
 ポータルをハックする際、画面左下の「LINK」と表示されているところに注目してみましょう。そこにはそのポータルに刺さっているレゾネーターの本数とレベルが表示されていますが、あなたの陣営の色のポータルで、且つ、もしレゾネーターが8本全て刺さっていなければ、HACKの下の「DEPLOY」をタップして、所有しているレゾネーターを全て刺してしまいましょう。レベルが低いからと遠慮する必要はありません。後に誰か通りかかったエージェントがあなたのレゾネーターをアップグレードしてくれるでしょう。まずはレゾネーターをいち早く刺し、そのポータルをリンク可能にしてしまうことが肝要です。それに伴って経験値ももらえます。
 レゾネーターを8本刺したところで初めてリンクできます。先ほど確認した画面左下の「LINK」をタップすると、リンク可能な自軍のポータルが自動で検索されます。近隣に自軍のポータルがあれば、その中から条件を満たしたリンク可能な候補が自動的に検出されます。これも片っ端からリンクを繋いでしまいましょう。もちろん、リンクを繋ぐにもいろいろな戦略はありますが、後になんとなくわかってきますので、今はAP集めのためにどんどんリンクしてしまいましょう。
 獲得できるAPは、レゾネーターの最初の1本の設置で625AP、2〜7本目は125AP、最後の一本で375APです。つまり、8本のレゾネーターを設置すれば1750APも獲得できることになります。加えて、リンクはひとつにつき313APですから、ハックに比べて相当なAP稼ぎができることになります。
 そうこうしているうちに次のレベルに到達していることでしょう。

※ダンゴレゾには注意
 レゾネーターを刺す際は、そのポータルからなるべく離れた位置でデプロイすると良いです。そうすることにより、ポータルから距離を置いた場所にレゾネーターが打たれ、ポータルが敵から奪われにくくなります。
 ポータルの近い位置に刺さったレゾネーターは「ダンゴレゾ」と揶揄されてしまいます。
 私を含め、最初のうちは、はやくレゾ刺しをしたくて忘れがちなことですが、なるべく意識してやってみましょう。

※白色ポータルを見つけたら
 青でも緑でもない、白のポータルを見つけることがあると思います。これを確認したら、一目散にそこへ向かいましょう。白色ポータルはまだどちらの陣営のものにもなっていないポータルですので、これにレゾネーターを刺し、リンクすることにより、大きなAP稼ぎをすることができます。白色ポータルに最初のレゾネーターを刺すことを「キャプチャ」と呼びます。

Lv3 コントロールフィールド(CF)を意識してリンクしてみよう

 三点のポータルをリンクで繋いだ時にできる内部の三角形をコントロールフィールド(CF)と呼びます。ingressにおける陣取りはこのCFの規模を両陣営で競うものなので、CFを作ることができれば立派なエージェントと呼べるでしょう。もしかしたら、適当にリンクしてみたら偶然CFが作られたみたいで、なんか経験値がたくさん入ってきた!という人もいるかもしれません。
 CFを形成することにより、なんと1563APも獲得することができます。まさに桁違いです。
 CFを意識してリンクを作り始めた頃には、すっかりingressの魅力にハマっていることでしょう。リンクを作るためのポータルキーはそのポータルをハックしなければ手に入らないため、CFを作れるチャンスを見つければポータルキーを手に入れるためにポータルを目指したり、一度来た道を戻ってみたり、と思えば白色ポータルを見つけてしまったりと、端末を片手に時間を忘れて様々な場所をうろうろする楽しい時間を過ごすことができます。
 必要なときにすぐにリンクできるように、日頃から通りかかったポータルは片っ端からハックして回り、ポータルキーを集めておくと、効率よくレベル上げができるでしょう。

Lv4 より良いコントロールフィールド(CF)を作るために

 効率よく経験値を稼ぐためには、CFの作り方にも工夫が必要です。
 CFの内部のポータル間ではリンクを繋ぐことができないというルールがあるため、なるべく近くのポータル同士をリンクしCFを構築すれば、より多くのCFを作ることができ、その分多くの経験値を稼ぐことができます。
 逆に考えれば、多くの敵のポータルを自陣のCFの中に埋めてしまえば、敵はそのポータルからリンクすることができなくなるので、敵の攻勢を妨害することもできます。
 敵のポータルが密集しているところにわざと長いリンクを通過させることでも、相当な嫌がらせになるでしょう(だからと言って怒られたりしませんので、安心してください)。
 そして、これはかなり美味しいテクニックなのですが、すでにあるCFを分割する形でリンクを繋げば、CFを二つ作ったとみなされます。つまり、たった一本リンクを繋いだだけで、CF二個分の経験値を獲得できるのです。リンクが張り巡らされ尽くしていると思われる場所でも、意外と見落としがあったりするので、ひとつひとつのポータルにおいて、美味しいリンクが残されていないかどうか確認してみましょう。

Lv5 敵のレゾネーターを攻撃してみよう

 この辺りのレベルになってくると、強い攻撃アイテムを使用できるようになっています。敵ポータルへの攻撃はこの頃から始めてみるのが適期かと思います。
 敵ポータルのレゾネーターを攻撃し、全て破壊することにより、そのポータルは白色になります。それが中立ポータル、すなわち、誰のものでもないポータルということです。中立ポータルに最初のレゾネーターを刺すことにより、そのポータルはあなたが所有者となり、且つ、自陣のものになるというわけです。
 メイン画面長押し+上フリック(「FIRE」)で攻撃アイテム選択画面に移ります。任意のXmp Bursterを選んだ後、左下の「FIRE」で攻撃アイテム発射です。この際、「FIRE」を長押しし、タイミング良く離すことにより、最大20%の攻撃力ボーナスが付きますので、大いに活用しましょう。
 敵ポータルの奪取をすることができるようになると、戦略の幅が大きく広がります。一番大きなメリットは、何と言っても自陣のCFを拡大するチャンスを自分自身の力で作り出すことができる点でしょう。破壊可能なレゾネーターは、自身のレベル+2程度と言われています。自分のレベル同等か低いレベルのレゾネーターであれば、後に紹介するその他の条件にもよりますが基本的に容易に破壊することが可能です。
 レベルが上がるに連れて、次のレベルへの必要APも必然的に増えていきます。自身の力でCFを作る機会を創出することができるということは、多くのAPを稼ぐ機会が増えるということに繋がるのです。
 敵のレゾネーターの破壊は1本につき75AP、リンクを破壊すれば187AP、CFを破壊すれば750APを獲得できます。なかなか馬鹿にできません。

※2種類の攻撃アイテム
 攻撃アイテムには、上記のXmp BursterとUltra Strikeとがあります。
 Ultra Strikeは、ポータル直下でFIREし、シールドを破壊するのに有効です。また、攻撃範囲が狭いので、例えば、任意のレゾネーターだけを攻撃し周囲の他の敵ポータルからの反撃を抑えたい場合、一つのレゾネーターだけに大ダメージを与えたい場合などに使用することもできます。とはいえ、たくさん入手できるアイテムでもないので、基本的に攻撃はXmp Bursterで構わないと思います。レベルが高くなるほど、攻撃力は高まり、攻撃範囲は広くなります。

※攻撃のコツ
 攻撃地点直下が最も威力が強く、遠くなればなるほど攻撃力は弱まります。従って、攻撃対象のレゾネーターに重なってFIREすることが最も効果的です。
 敵ポータル密集地点では、攻撃と同時に多くの敵ポータルから反撃を受けるリスクが高まります。たくさん反撃されれば攻撃するためのXMPが削られ、行動不能に陥ってしまいます。スムーズに攻め落とし切るためにも、攻撃したい任意のポータルがある場合、FIREする場所は考慮しておくに越したことはないでしょう。

※防御力の高いポータル
 ポータルの防御力は単純にレゾネーターのレベルにだけ依存するものではありません。
 シールドで保護されているポータルは堅牢でなかなか攻撃が効きづらいです。そのポータルにシールドが装填されているかどうかは「MOD」をタップすることで確認できますが、最大4つのシールドが装備されているポータルはなかなか攻め落とすことが容易ではありません。
 また、リンクがたくさん貼られているポータルもその数に従って防御力が高まります。
 場所にこだわって強いポータルを攻めるよりは、攻撃アイテムを無駄にしないためにも、容易に攻め落とせそうなポータルを見つけたら攻撃しておくくらいのスタンスで構わないと思います。

Lv6 Lv7 味方のエージェントの支援も視野に入れて遊ぼう

 基本的には上記の積み重ねでどんどんAPを稼いで行くことになります。
 この辺りのレベルになれば、より堅いレゾネーターやより強い攻撃アイテムを使えるようになっていますから、攻撃に守備にとできることが増えていると思います。
 また、味方のエージェントのサポート役としても活躍できるはずです。既存のレゾネーターのアップグレード、シールドなどのMODの設置、激戦地での攻撃の支援など、街を歩けばポータルの数だけできることがあります。
 遊び方も可能性も無限大。街を歩いて楽しみながらLv8を目指しましょう。

Lv8 チュートリアルの終了、ここからが本当の始まり

 Lv8になると全てのアイテムが開放され、使用可能になります。つまり、ingressではLv8が物理的には最強なのです。それが、ここまでがチュートリアルと言われる所以です。
 ここからingressの遊び方はまさに千差万別となります。どのようなプレイスタイルでingressの世界に没入するかはあなた次第。
 思い入れのある場所を死守するもよし、CFの拡大に貢献するもよし、味方エージェントの育成に力を注ぐもよし、行ったことのない場所でポータルをハック&キャプチャしまくるもよし。もちろん、目的なく通勤途中の暇つぶしついでにサクッとプレイするのもいいでしょう。
 長く楽しく、この完成度の高い唯一無二のingressと付き合って行きましょう。

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