自家用車のバッテリーが上がってしまい、動かなくなってしまったので、この際、買取りに出そうと決めたのでした。
まだまだ壊れる感じではなかったのだけれど、15万km以上も走っているため、この先、部品交換などでお金がかかる可能性もある。
クルマなしの生活を志向し始めていた時期でもありました。
職場は近いし、自動車なんてなくてもどうにでもなるかな、と。
クルマのスペック:
車種 ホンダライフ
走行距離 15万km超
年式 平成16年式(12年前)
キズなど 右後部に亀裂
売却時の走行可否 バッテリーが上がってしまったため、自走できない
備考 何の手入れもしていなかったので、塗装はハゲて、艶もなく大変みっともない。バッテリーがあがる前までは問題なく走行していた。
こんなどうしようもないクルマでも、カーネクストという買取業者さんで4,000円で買い取ってもらうことができました。
カーネクストとは?
廃車専門の買取業者です。
どんなクルマでも買い取ってくれるとのことで、半信半疑で査定をしてもらったところ、すぐさま4,000円という買取価格を付けてもらえました。「ヒビが入ってたり、塗装は剥げていたりしますよ」ということはきちんと伝えました。
誰が買うんだこんなクルマ…と思っていて、ゼロ円での引き取りを覚悟で望んだので、少しでも値段が付いたことは心底意外でした。
カーネクストに査定をして貰う前、近所の中古車販売店に査定を依頼したのですが、そこでは手数料20,000円で引き取ると言われました。つまり、こちらが20,000円を支払っての引き取りです。
ああ、やっぱりこんな古いクルマ、そんなところだよな。納得するしかなかった。
だけど、念のため、他社にも査定をしてもらおうと思って連絡をしたのが、カーネクストです。コマーシャルか何かでなんとなく名前を聞いたことがあった程度の業者でした。
結果、4,000円買取。
それって安い? いや、私にとってはありがたかった
クルマの買取金額として4,000円を高いと見るか安いと見るかは、その人次第でしょう。
自動車は、新品で買えば100万円以上の値段。しかも私のホンダ・ライフは、年式が古く、かなりの距離を走っているとは言え、バッテリーさえ処置をすればまだ現役で走れる状態にあった。
まだ走れる自動車が4,000円? 安すぎだろ、と思う人もいると思います。
だけど、私にはそれで充分でした。
一、こちらが手数料を払って廃車にするという業者もあった中、ほんの少しでも値段が付いたこと。
二、そもそもクルマに興味がなかった私ですが、最近は運転するのも億劫になっていたこと。つまり、クルマはもう不要だった。
三、不要なものを処分してもらえる上に、お金がもらえたこと。
最初に査定をしてくれた業者は、20,000円を私が払った上で処分してくれると言った。
次の業者では、買取金額が4,000円だった。
つまり、カーネクストで車を買い取ってもらった結果、24,000円も得をしたと考えることもできるということなのです。
加えて、駐車場代、クルマのガソリン代や維持費、車検、保険料などを含めれば、年間でかなりの節約になります。
あくまでも、私は自動車が不要になってしまったので、売ってしまってせいせいした上に節約にもなった、という話なのですが、同じような思いの人もいるかもしれません。
買取申し込みから引き取りまでを簡単に
1. ウェブサイトで査定を申し込む
カーネクストのウェブサイトで査定を申し込みます。電話でも査定は可能です。
年式や車種を入力すると、すぐに査定金額が提示されます。たったの1分。
2. 引取り日を決める
次に、引き取りの日取りを決めます。
引取日を決めてしまった後ではキャンセルはできません。キャンセルとなると手数料が発生してしまいます。
ただ、引取日の変更は、手数料なしで可能です。
カーネクストでは全国の引取業者と契約しているようで、全国どこでも買取が可能です。
3. 引取りに立ち会う
引取日には、カーネクストから依頼された各拠点の下請け業者がクルマを引き取りに来ます。
私のクルマは、前述の通りバッテリーが上がっていて動かなかったのですが、何の問題なく引き取ってもらえました。
引取後はやはり廃車となるようで、前部座席のドアを開けてワイヤーを通し、クレーンで持ち上げて荷台に載せていました。
※車内に貴重品などの忘れ物はないか、書類は揃っているかなどは、自分で何度もチェックすること
注意点は、引取りの業者さんは依頼されてクルマを持っていくだけなので、私の場合ですが、自動車の中のチェックや提出書類などの確認はほぼされませんでした。
なので、クルマの中に貴重品は残っていないか、買取業者であるカーネクストに提出する書類に不備はないかなどは、最終確認までを自分で行うことになります。引取り業者は、ただクルマを持っていくだけです。
特に、ETCカードはクルマから取り忘れがちで、私も危ないところでしたので、来たるべき引取り日の前までに余裕を持って確認をしましょう。
※必要書類
・車検証
・自賠責保険証明書
・リサイクル券
私の場合、以上3点でした。引き取り業者の方に渡します。
4. 買取金額が振り込まれる
振り込み口座をカーネクストに伝え、書類の不備がなければ、一週間以内に買取金額が当該口座に振り込まれます。
廃車証明書などの書類は、約一ヶ月後に郵送されてきます。
その他サービスの解約手続き
私は、自動車の買い替えではなくて、もうクルマは乗らないと手放しました。
従って、自動車を買った時にしたサービスを全て解約する必要があります。
私の場合、下記の3点です。
自動車保険の解約、中断証明書の発行
もうクルマを所有していない以上、自動車保険に入っている意味はありません。ので、潔く解約します。
この際に問題となるのが、自動車保険を解約した場合、ノンフリート等級の扱いはどうなるのか、ということです。
せっかく10年近くも無事故で乗ってきたので、自動車保険のノンフリート等級がかなり上がり、保険料が安くなっていました。
一度はクルマを手放すけれど、また自動車を所有して乗ることになるかもしれない。人生何が起こるかわからないし、やっぱりクルマがないと不便だなーと思う時が来るかもしれない。
その時に、また高い保険料からやり直しということになってしまったら、やるせない。
大丈夫です。
現在契約している自動車保険を解約するに伴って、「中断証明書」というものを発行してもらえます。
自動車保険を解約して、後にまた新たに契約する場合、中断証明書を提出することによって、以前のノンフリート等級がそのまま引き継がれるという大変嬉しいサービスです。
期間は10年間です。以前の自動車保険の解約から10年以上経ってしまうと、中断証明書は効力をなしませんので、注意しましょう。
新たに契約する保険会社は、以前の保険会社と違うところでも問題ありません。自由が効きます。
中断証明書は、どの自動車保険会社でも発行できますので、各々の保険会社に確認してみましょう。
ちなみに、私が契約していたSBI損保では、ネット上のマイページで解約をクリックすると、中断証明書を発行するかしないかの選択が出てきて、スムーズに事が運びました。
JAF
自動車保険にもロードサービスが付いているので、特段JAFに加入している意味はなかったのですが、私はそれを知らず、加えて、クルマを運転し始めた当初にJAFに大変お世話になった経緯があるので、契約していました。
だけど、クルマを手放すため、JAFはもう必要ない。解約します。
JAFの解約は、電話のみで受け付けています。
ネット上でのマイページからは解約はできませんので、注意しましょう。私のように、ネットのJAFマイページ上でいくら「退会」や「解約」の文字を探しても、ありません。
無駄な労力ですので、初めから電話をしましょう。
駐車場の解約
実家や持ち家住まいの人は必要ありませんが、私は賃貸住まいであり、駐車場を借りていました。
クルマのなき、がらんどうの場所に月々3,000円も支払っても仕方ないので、解約します。
不動産屋に電話して解約しました。
まとめ
カーネクストで買い取ってもらえて良かったと思っています。
たった4,000円と思うかもしれませんが、ゼロ円での引き取りや、こちらが廃車手数料を払っての引き取りになることも覚悟の上だったので、その4,000円は棚からぼたもちでした。あんなボロボロのクルマだったのに。
値段が付かなそうな車、廃車にするしかなさそうな自動車の買取はカーネクストに一度相談してみることをおすすめするものです。
こちらから査定をしてもらえます。所要時間たったの1分。
廃車が高く売れる?/カーネクスト
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