基本情報
禁煙者:30代 男
喫煙歴:約10年間
吸っていたタバコ:キャスター1ミリロング
本数:一日一箱
禁煙の動機:お金がもったいないと思い始めたため
1週間目の禁煙の記録はこちら:
【禁煙】タバコをやめて1週間経った感想、禁煙成功のコツとは?
禁煙の基本姿勢
・ニコチン中毒のことは一旦忘れて、タバコが吸いたいのは習慣の問題であると位置づける。つまり、外部的要因で禁煙が妨げられるのではなく、自らの意志の力如何によって達成できると信じる。
・タバコが吸いたくなったら、「今、本当に吸いたいか?」と自問する。殆どの場合、そんなに吸いたいわけじゃないなと結論付けられ、気持ちが抑えられる。
・「タバコを吸えない」のではなく、「タバコはもう吸わなくていい」と考える。
・ニコレット最強説。吸いたくなったらニコレット。困ったらニコレット。
禁煙1ヶ月経った現在の状況
タバコを吸う習慣はもう体から抜けて、タバコを吸いたいと思うことは全くありません。あんなにタバコを吸っていた頃が嘘のよう。もはや禁煙に成功したと思っております。
ただ、油断は禁物と気を引き締め続けているところです。
2週間目はまだまだ油断ならず
禁煙開始から1週間経った頃、私の場合は、タバコを吸っていた習慣がようやく抜けてきたと感じました。
禁煙を始めてから数日は、仕事の休憩中、仕事終わり、食後、風呂あがり、寝る前など、ことあるごとに無意識にタバコを探しては、「あ、禁煙してるんだった」と気づくことが多かったのですが、ようやくそれもなくなりつつありました。
それでも、なぜか食後の一服という習慣は凄まじいらしく、禁煙2週間目になっても食後に頭の中で「さて、タバコでも吸うか」と言っている自分がいました。
決してタバコを吸いたいというわけではないのですが、ふとした時にタバコが想起されるわけです。誠に厄介な現象です。
反面、禁煙に成功したと過剰な自信にみなぎるのもこの頃です。
私はかつて、一週間禁煙し、「タバコなんてもう吸いたくないし、もう大丈夫だな」と試しにとタバコを買ってきて、そのまま禁煙失敗してしまった例があります。
タバコというやつは、我々にどうしてもタバコを吸わせたいらしい。あの手この手を使って誘惑してくるので、この一本が命取りになると肝に銘じて禁煙を続けました。
もう吸っても大丈夫かな、ではなく、吸いたくないから吸わない。断じて。
ちなみに、私の場合、ニコレットは最初の1週間目でもう必要なくなりました。2週目以降は自力での禁煙となっております。
本来であれば、ニコレットは3ヶ月かけてタバコを吸う習慣を徐々になくしていくという禁煙プログラムが組まれているものですが、どのくらいの期間でニコレットさえ必要なくなるかは個人差があるようです。
3週間目からようやくタバコを吸わないことが自然になる
前述の「食後にタバコを吸いたくなる問題」ですが、禁煙3週間目になると雲散霧消していました。つまり、食後にタバコを吸うという習慣が抜けきるのは、私にとってはこの頃でした。
タバコのことを思い出すことも格段に減りましたし、イライラしてもタバコを吸いたいとも思わない。近くで誰かがタバコを吸っていても気にならない。
以前、自分が喫煙者だったことがまるで嘘のようで、自分でも驚いています。
ひとつひとつの習慣においてタバコを吸わないことを自信にしていくゲーム
繰り返しになりますが、喫煙は習慣によるものです。タバコをやめられないのは、生活の中にタバコを吸う習慣が染み付いているからに他なりません。
前述の「食後にタバコを吸いたくなる問題」もそう。喫煙の習慣のせいです。
禁煙の開始は、喫煙の習慣との戦いに他なりません。
朝の一本を吸わないところから始まり、通勤中の一本、一服休憩の一本、ランチの後の一本など、一日一箱消費していた人であれば、一日に20回の戦いが繰り広げられることになるわけです。
私はこの小さな習慣との戦いは、ニコレットと「本当に今吸いたいのか?」と自問することでクリアしましたが、毎日の習慣の他にもあらゆるイベントが我々を喫煙に誘ってきますから注意しましょう。
私の場合、アルコールが入ると特にタバコを吸いたくなるようで、禁煙開始から数日後、自宅で一人での晩酌の際にタバコを吸いたくてどうしようもなくなるのではないかと不安になったものです。結局は何の問題もありませんでしたが、こういった一つ一つの習慣や誘惑をクリアしていき、禁煙できるという自信を身につけることは大変重要であると私は考えます。
禁煙開始から2週間目の飲み会の際もタバコを吸わなかった。同席の者がバリバリタバコを吸っていたけれど、大丈夫だった。クリア。
二次会のカラオケ。いつもだったら私はタバコ吸いまくりなのだけれど、吸いたいという誘惑に唆されなかった。クリア。
休日、カフェに行く。いつもだったら喫煙席に座るのだけれど、その習慣はもう終わり。普通の席に座って原稿を書く。クリア。
ひとつひとつクリアしていき、タバコを吸わない習慣を確固たるものにしていけば、脳がタバコを吸わない新しい習慣に書き替えられていきます。
ちなみに私は、その飲み会の際に予防線として、「タバコをやめた。もう吸うつもりはない。なので、冗談でもタバコを勧めてくるのはやめてくれ」と周囲に宣言しました。
「一本どう?」なんて言われると、断りきれずについ吸ってしまう自分のことが目に見えていたからです。
1ヶ月禁煙を続けて起こった変化はあるか
体重
1ヶ月経ってもびっくりするくらい変化なし。むしろ痩せた。
ご飯が美味しくなったか
びっくりするくらい変化なし。いつものご飯です。食べることに興味がないのだと思います。
空気が美味しいとか健康になったとか肌が綺麗になったとか
どちらも特に感じません。実感としては至って普通です。私は吹き出物のできやすい体質なのですが、タバコをやめたからといって吹き出物がでなくなったわけでもありません。変わりありません。
節約・貯金
一日一箱吸っていたので、一ヶ月で約13,000円の節約になりました。低所得者にとっては、大変に貴重です。
そもそもが節約のために禁煙を始めたので、こうして一万円以上の節約になっているとの実感があると達成感もひとしお。禁煙して良かった。
心境の変化
これが一番大きいです。タバコタバコと時間に追われることがなくなり、時間がゆったりとしています。
イライラすることも減りました。これは明らかに。吸えないイライラが襲来するかと思いきや、逆でした。
時間がゆったりとしているので、気持ちにも余裕ができ、自炊の習慣が身に付きました。タバコをやめてお金を使わず、自炊でさらにお金を無駄にせず、一石二鳥。
タバコをやめて一週間目には、自分へのご褒美ではないですが、使うはずだったタバコ代で、代わりに本を買いました。
もう大丈夫!…とはいえ油断は大敵
禁煙開始から1ヶ月が経ちました。
もうタバコを吸っていたかつての習慣は全く消え失せ、食後もタバコのことを思い出すことはありません。友人が近くでタバコを吸い始めても何とも思いません。
禁煙がしっかりと身につくまで3ヶ月間くらい悪戦苦闘しなければならないことを覚悟していたので、1ヶ月ですっかり習慣が抜けきったことには自分でも驚いています。
ただし、まだまだ油断は大敵なのです。半年禁煙していたにも関わらず吸ってしまったという人も中にはいます。
たかだかまだ一ヶ月。驕り高ぶることなく、これからも続けて行こうと思います。
▼私が大変お世話になったニコレット
▼ニコチンガムに関しましては、「ニコチネル」というのも人気なようです
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