【最強格安SIM登場】MNP転入も可!b-mobileの「スマホ電話SIM dataフリー」に乗り換えるメリットとは?

 今年一番の話題と言ってもいいでしょう。日本通信(b-mobile)の「スマホ電話SIM フリーdata」の発売です。

 これは、090などから始まる電話番号を持てる上に、データ通信(200kbps上限)が無料で付いてきて、お値段なんと月額1560円という贅沢の限りを尽くしたSIMです。
 もちろん、今使っている電話番号をそのまま引き継ぐMNP転入も可能です。

他のMVNO業者のSIMと何が違うか

 決定的に違うのは、音声通話に対応していることです。
 他社でも月額500円程度から格安SIMが発売されていますが、それらはMNPには対応していませんし、電話番号も持てません。

 もちろん、LINEの通話や050plus、smartalkなど、音声通話専用回線がなくとも通話を可能にするツールはたくさんありますが、格安SIMの場合、100~200kbps程度にデータ通信速度に上限が設けられているため、私の経験上、それらのアプリでは速度が追いつかず通話は殆どできません。
 通話したいとき、あるいは着信時に近くに必ずしもwi-fiスポットがあるとも限りません。

 「スマホ電話SIM フリーdata」は、音声通話のための回線が専用に確保されていますから、普通の携帯電話と同じクオリティで通話ができますし、場所も問いません。
 発売元の日本通信は、NTT docomoの回線を借りて運営されている会社ですので、docomoと同じ電波環境で使用することができます。とっても安心ですね。

更にデータ通信が無料で付いてくる

 「dataフリー」とは、「データ通信が無料でできますよ」ということです。
 つまり、ネットへの接続がそのままできるということです。もちろん、メールもLINEも可能です。
 速度は上限200kbpsとなっていますが、通信量は無制限です。毎月どれだけ通信を行ったかを気にする必要はありません。どれだけ使っても無料です。

 上限200kbpsという速度は気になるところだと思います。
 実際、私は上限150kbpsでスマートフォンを運用していますが、メールやLINEなどのメッセージのやりとりは普通にスムーズに行えます。
 ウェブ閲覧は少々表示に時間がかかると感じますが、実際その差は数秒程度ですし、全く表示されないということはありませんので、気長に待ちましょう。
 ウェブブラウザは低速通信向けに最適化されたアプリであるOpera miniを使いましょう。必須アイテムです。

通話料も許容範囲内、無料通話はなし

 通話料は30秒あたり20円。大手他社と比べても殆ど変わりない価格設定となっています。
 但し、無料通話は付きません。30分で1200円、1時間で2400円の通話料がそのまま発生することになります。

 せっかくの格安SIMですから、なるべくコストを抑えて運用したいと私は考えます。
 すなわち、受信専用機にしてしまうとか、家ではもちろんですが、外出先でもwi-fiスポットをうまく活用して、先に述べたLINEの通話や050plus、smartalkで通話を代替すれば、余分な費用はかからずに済みます。通話料が半額になる「楽天でんわ」も大いに活用したいところです。

購入方法について、特にMNP転入の場合

 「スマホ電話SIM フリーdata」の購入方法には各種あります。ヨドバシ、イオンの他、Amazonでも販売しています。
 但し、MNP転入での運用をお考えの場合、b-mobileのウェブサイトから直接申し込み手続きをする必要があります。これは大事なことです。
 私はそれに気づかずに、Amazonで購入した後にMNP転入手続きをしようとして、結局、新しい電話番号で運用することになってしまいました。
 それはそれで別に構わなかったので、問題はなかったのですが。

まとめ 圧倒的なサービス

 発売元である日本通信は、「データ通信SIMの価格競争に終止符を打ちます」と豪語していますが、その自信も肯けます。
 何と言っても月額1560円でスマホを通話付きで運用できるサービスは他に見当たりません。まさに唯一無二、圧倒的な商品です。
 特に、通話をそんなにしない、出先で動画閲覧など大量データ通信を必要としないという人には、最善の選択肢に必ずなるでしょう。
 
 
関連サイト
b-mobile スマホ電話SIM フリーdata

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