メリットだらけ。騙されたと思ってbluetoothスピーカーだけは買っておけ

Harman Kardon Onyx Studio Wireless Bluetooth Speaker

 bluetoothスピーカーなんて邪道だと思っていました。あの頃の自分をぶっ飛ばしたい。

 音にこだわりがあるわけではないのですが、なんとなくアンプを設え、スピーカーを繋ぎ、ウーハーがあれば尚良い。というような環境が一番素晴らしいのだと思い込んでいたようです。
 アンプ内蔵型スピーカー? だめだめ。アンプは別で用意しないと。なんて。

 であるがゆえに、bluetoothスピーカーなんて邪道中の邪道と思い込んでいたわけです。
 音をbluetoothとかいうやつで飛ばす? 音質は劣化しないわけ? どうせ通信が不安定だったりするんでしょ? だめだめ。

 もう一度言う。あの頃の自分をぶっ飛ばしたい。
 

スマホ×音楽 → bluetoothスピーカーが欲しい!!

 スマートフォンで音楽を聴くには、bluetoothスピーカーとかいうやつ一番便利っぽいと気づいてしまったのだった。

 なにしろ、スマホのスピーカーは大変に貧弱で、たとえどんな機種を選んだとしても貧弱は貧弱なのだ。五十歩百歩。
 そのため、いちいち端子をスマホに挿して外部スピーカーと接続し、それでちょっとした音楽でも聴いていたのですが、いちいち面倒くさい。

 ああ、面倒くさい。

 そうだ、bluetoothスピーカーを買いに行こう。

 かつて、家電量販店で見かけて、「かっこいいし、いい音を出すなあ」と思っていた、「Harman/Kardon Onyx Studio」を即決で買って来たのです。
 このスピーカー、通信会社がスマホの新規契約の特典として市場へ大量にばら撒いたためか、中古でかなり出回っています。
 ちなみに私はハードオフで5,000円で買いました。意外と安くてびっくり。
 

私がbluetoothスピーカーに不安だったことはすべて杞憂だった

1. 音質は劣化しないの?

 心配だったのは、FMトランスミッターを用いた場合のようにあからさまに音質が劣化してしまわないだろうか、ということです。

 杞憂でした。

 bluetoothスピーカーからは、劣化しているかどうかわからないくらいの高音質で再生されます。少なくとも私のような一般の音楽リスナーなら大満足でしょう

 ジャックにオーディオケーブルを挿して聴くのと殆ど同程度の音質であると、私は感じます(少なくとも私は)。
 であれば、いちいちケーブルを挿す手間なんて無駄なだけです。面倒だし、コードの長さという制約もあって、たまにイラつく。

 君が来てくれて良かったよ、bluetoothスピーカー。
 

2. 通信が途切れて音がぶつ切りになったりしないの?

 少し前から殆どの携帯電話及びスマートフォンに標準搭載されていたにも関わらず、私はbluetoothなるものを滅多に使ったことがありませんでした。キーボードを数回接続したくらいでしょうか。未知の通信、それがbluetooth。
 なので、bluetoothで快適に音楽が聴けるのかどうか、不安、というか良くわからなかったのです。

 杞憂だった。

 めちゃ快適。
 雑音が入るようなこともないし、わけもわからず音楽が止まったりということも殆どない。
 まるで見えないケーブルで繋がっているかのよう。
 全くイラつかない。

 それまでbluetoothとやらの恩恵に与らず、むしろ訝っていた身としては、それが魔法のように思えて感動さえしたのでした。
 

3. YouTubeで映像と音がズレたりしないの?

 最大の訝りがこれです。
 bluetoothで音だけをスピーカーに飛ばすわけなので、スマホで再生されている映像とスピーカーから出る音にはタイムラグが発生するはずだ、と私はかねがね思っていて、bluetoothスピーカーには手が出なかったのです。

 杞憂。

 音がズレてYouTubeを快適に視聴できないなんて、そんなことあるわけないのだった。
 どういう技術でそうなっているのかわかりませんが、当たり前のようにYouTube視聴の際、スマホの映像とスピーカーから出る音は完全に一致していました。
 凄い、すごすぎる。と、一人で唸ってしまった。

 こやつは想像以上に素晴らしいぞよ。

まとめ

 というわけで、生活をより便利に、より快適にするbluetoothスピーカー。
 省スペースで設置できるし、家に一台あっても絶対困らない。むしろ便利すぎて感動し、どんどん活用するのではないだろうか。

 かつてはその存在を邪道と切り捨て、その性能を疑っていた私ですが、今なら言える。
 愛してる、と。

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