正社員とはいえ、フリーター並の年収しかないため、毎月節約して貯金をしておかなければ不安なのです。
とはいえ、面倒くさがりなので、ついつい楽な方へと流されてしまう。楽だということは、楽をしている分お金がかかっているということだ。
そこで私は、自分なりにルールを作って、無駄遣いを殲滅し、貯金を増やしていく作戦を立てて、実践することかれこれ3年。
毎月コツコツと貯金出来ているので、まあまあ成功していると言えるでしょう。
その私なりのルールをここに書き記していこうと思います。お役に立てれば幸いです。
1. コンビニで無駄に浪費しない
コンビニの便利さは異常ですが、その価格も異常です。
スーパーマーケットで78円で売っているものが、平然と158円とかで売られている(ペットボトル飲料)。
巷で99円のものが、コンビニでは298円で売られている(サラダ)。
閉店間際で半額の弁当が、コンビニでは24時間500円とかで並んでいる。
コンビニに立ち寄るのが悪いとは言いませんが、コンビニであれもこれも買うのは愚策だと思うわけです。
貯金をしたい人は、便利さをお金で買うべきではないと私は考えます。
少し足を伸ばしたところにスーパーマーケットがあるなら、そこで買い物をしましょう。
節約とは、そういう地道なものであると思います。
ちなみに私は、コンビニでは水とタバコしか買わないことにしています。
弁当などは、どんなにお腹が空いていてもスルー。あまり美味しそうじゃないし。
コンビニ同様、外食も控えられれば尚良い。
2. 分割払いで買わない
「絶対に今欲しいもの」は数あれど、「絶対に今必要なもの」というのは、意外と少ないと思います。
買い物をする際、クレジットの分割払いでは絶対に買わないことにしています。言うまでもなく、利息がもったいないからです。
何か、特に高価なものが欲しいと思ったときには、ただ単に「欲しい」ものなのか、今すぐに「必要な」ものなのかを一呼吸置いて見極めることが大切です。「欲しい」という衝動は、どうせすぐに雲散霧消し、「買わなくて良かった」へと変貌するのです。
私の父は「クルマは絶対に分割で買うな」と良く私に言い聞かせました。「支払い途中に事故でも起こして廃車になったら、その先何のために払っているのかわからなくなるから」という趣旨だったと思いますが、それが印象に残っているためか、私は今まで一度も分割払いで買い物をしたことがありません。
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3. 習慣を疑え、缶コーヒーは買うな
2本の缶コーヒーを買うことが習慣になっているとして、1日200円。
1ヶ月で6,000円。
1年間で72,000円。
世の中には節約術と称した、ちまちました節約法がでかい顔をして雑誌やテレビなどで紹介されていたりします。
例えば、テレビの主電源をこまめに消すこと。でもそれって、年間30円位の節約にしかなりません。
冷蔵庫の冷気を逃さないためにカーテンみたいなやつをつけるとか。これも、年間数百円程度の節約(むしろ逆効果という説もある)。
エアコンの設定温度を±2℃設定にして節電するのもありますが、それにしたって年間数千円の節約にしかなりません。
冒頭の例で言えば、缶コーヒーを一日1本買うだけにすれば、年間で36,000円の節約になります。
2日に1本にすれば、年間で54,000円の節約になります。
つまり、どうでもいい些末な節約術に腐心して神経をすり減らし、一喜一憂するよりは、缶コーヒーやペットボトル飲料を毎日買うというような習慣を改善するほうが、シンプルかつ効果が高いと思うのです。
まずは、自動販売機の前に立つ頻度を今の半分にしてみるところから初めてはどうでしょう。
4. 家計簿を付ける
節約に最も効果があるのが、家計簿を付けることです。これは間違いない。私も付けています。
人は一日に意外とたくさんのお金を使っています。
「一日に1,000円くらい使ってるかな」という人は、だいたいその倍の2,000円は使っています。その現実を直視するためにも、1ヶ月だけでもいいから家計簿をつけて欲しい。
ただ、家計簿の難点は、面倒くさいという一点に尽きます。
特に、完璧主義の方などは、レシートの出ない買い物(自動販売機、飲み会での割り勘、電車代など)をしてそれがいくらだったか忘れてしまった場合どうすればいいのか、もういいや、めんどい、家計簿やめた。となりがちです。
そのためにも、家計簿はある程度適当にざっくりやることを私はおすすめします。
家計簿の目的は、正確なお金の収支を算出することではなく、どのくらいお金を使っているのかということを把握するためのものだからです。
私の場合、レシートの出ない買い物は月5,000円程度あると仮定して、それを月の初めに予め計上しておきます。
飲み会などがあって払ったお金がわからなくなってしまったら、とりあえず多めに10,000円とか適当に付けています。
公共料金なども、1円単位でやっても意味ないので、ざっくり電気代3,500円とか切りの良い数字で計上しています。実際の請求額と見比べて、あまりにも違うようだったらその都度ざっくり5,000円などと直せばいいのです。
家計簿は継続することが何よりも大切です。ざっくりとどのくらいお金を使っているのかが把握できればいい。
無理なく続けられるスタンスを自分なりに築いて、適当に適切に続けて行きましょう。
ただ、家計簿に嘘を付いては意味がありません。使った分はきちんと計上して、「今月はお金を使いすぎた」などの問題があれば、その問題と正面から向き合った上で来月から心機一転、解決をしていきましょう。
そのための家計簿なのですから。
5. 固定支出を減らす
固定支出とは、黙っていても出て行くお金のことです。固定支出を減らすことで、その分が毎月自動的に節約されることになります。
食費などの変動支出の場合「今月は美味しいものを食べるのを我慢しよう」と意識して節約をすることになりますが、固定支出の場合、意識せずとも勝手に節約されていることが最大の美徳であり、面倒くさがりでもできる点において素晴らしいです。
私が実践した例で言えば、まずは、賃料の安いアパートに住むことが挙げられます。
毎月の家賃が5,000円違うだけで、年間で60,000円の差が出ます。安い物件を見つけて住むことで、年間で60,000円の節約が自動的にされていると考えることもできるわけです。
携帯電話料金も固定支出です。格安SIM(【楽天モバイル】・通話付きベーシックプラン)に乗り換えたおかげで、それまで月8,000円かかっていた携帯電話料金を月1,250円にまで抑えることができました。年間で約75,000円の節約です。
自動車保険もインターネットでの申し込みによるダイレクト型に乗り換えたことで、年40,000円から年15,000円になりました。年間25,000円の節約です。
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当然ながら、固定支出は人それぞれです。
全然使っていないサービスに毎月お金を支払っていたりしているかもしれません。
そのサービスを解約するだけで、毎月自動的に、何の努力もすることなく節約ができるのです。
固定支出を減らす節約方法は、その「何の努力もすることなく」という点が、私は好きです。
まとめ
私としては、家計簿を付けることを是非ともおすすめします。
レシートを撮影するだけで自動的に家計簿を付けることのできるスマホアプリも登場しています。
それにしたって、ちょっと面倒かもしれません。
であれば、当たり前の習慣を見直して見ましょう。
コンビニに立ち寄ること、自動販売機の前に立つこと、お昼に毎日ラーメンを食べること、一万円の携帯電話料金を毎月支払うこと。
それらは本当に必要だろうか、と。
全ての節約はコツコツしています。
1ヶ月で100万円節約する方法なんてありません。
そのコツコツを楽しむようにできれば、素晴らしいのではないかと思うのです。
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