きっかけは無職になったことでした。
できるだけ出費を抑えて生活しなければならなかった。
「無職なのにカード払い?」と思われるかもしれませんが、当時の私は現金を持ち歩かなければならないことに疑問を感じていました。
クレジットカードは学生時代に作ってありました。
現金払いのデメリット
手数料がかかる
面倒くさがりな私は、現金の引き出しは常にコンビニを利用していました。当然ながら、コンビニで引き落とせば手数料がかかる。
その手数料分を節約できたら、と考えたのがクレジットカード払いへとシフトしたきっかけです。
カード払い手数料は全ていかなる場合も店の負担です。一括払いであれば利息は付きません。ですから、買った人には買った分だけの請求が来ることになります。
我々にとっては痛くも痒くもない。
そもそも現金を引き出すのが面倒
「あ、お金がない、おろさなくちゃ」とATMを探さなければならないのが非常に面倒だと感じていました。
自分のお金を手元に置いておきたいだけなのに、ATMへ行き着くためだけに余計な時間と労力を支払うのは何だか理不尽だと思います。混んでいて並ばなければならないことも多々あります。
増して夜であれば、ATMは閉まっていることが多いので、コンビニで引き出すことになります。
ここでまた手数料の問題が浮上してくることになってしまうのです。
カード破産なんてこわくない
家計簿を付ける
クレジットカードにネガティブなイメージを持つ人も多いと思います。
カード払いにすると、お金を払っている感覚が薄らいでしまって買い物をし過ぎ、翌月に莫大な請求が来てしまいそうで怖い、という話はよく聞きます。カード破産という言葉もあります。
しかし、私は3年間に渡ってカード払いをしていますが、少ない収入でありながらコツコツを毎月貯金をすることができています。
それは、家計簿をきちんと付けているからです。
カード払いでは、確かに手持ちの現金がなくても大きな買い物ができますが、私の生活の基準は家計簿です。常に自分で日々付けた家計簿と相談しながら買い物をします。間違ってもカードの限度額を基準にはしません。
家計簿を付けていると、毎日、意外とお金を使っていることがわかります。
「欲しいものがあるけど、今月は使いすぎたから来月にしよう」「今月はまだ余裕があるから月末にちょっと贅沢をしてもいいかな」などという判断もしやすくなります。
家計管理の重要性は現金払いの人にも当てはまることですが、カード払いというある種特殊で魔法のような支払い方法を選択するにあたっては、必ず家計簿は付けたほうがいいと断言したいです。
できるものは全てカード払いにする
毎日の買い物はもちろんですが、公共料金の支払いや保険料の支払いまで、できうるものは全てカード払いへと集約しています。口座引落ではなく、カード払いです。
そうすることによって、請求先がカード会社にまとまるので家計の管理もしやすくなりますし、ポイントも必然的に多く貯まります。
また、クレジットカード会社にもよりますが、年間で一定額以上カードで支払いをすれば年会費無料やポイントのサービスなどの特典が付くことがあります。だいたい年間50万円以上という条件が多いように思います。
公共料金などを含む全てをカード払いにしていれば、何の無理もすることなく年間50万円には到達しています。
ポイントがたまってさらにお得
現金払いとカード払いの最大の違いは、ポイントが貯まるかどうかだと私は考えています。
「ポイントなんてみみっちい」とか、「ポイントなんかのためにカード払いをするのか」とか思うかもしれませんが、なかなか侮れません。
日々の生活の中で普段の買い物をしているだけでポイントが知らず知らずのうちに貯まっているのです。
私も初めはポイントなんて全然気にしていませんでしたが、カード払い生活を初めて1年ほど経った時に、ギフト券1万円分と交換できるほどのポイントが貯まっていることに気付いて驚きました。
3年たった今、3万円分のギフト券と交換することができています。棚から牡丹餅とはこのことでしょう。
そのギフト券で、普段なら手の出ない高価なヘッドホンを手に入れることができました。
クレジットカード払いの注意点
引き落とし口座の残高に余裕を
引き落とし口座の残高不足によってカード会社からの請求額が引き落とし不能になってしまった場合、社会的信頼が失墜してしまいます。たった一回でも、です。
将来的にローンが組めなくなったりしてしまう恐れもありますので、銀行口座にはどう考えても一朝一夕ではゼロにならないくらいの余裕を持った額を入れておき、絶対に引き落とし不能にならないように管理しましょう。
ギリギリの生活であったり、貯金額に乏しい場合は、ある程度の余裕ができてからカード払いへとシフトすることをおすすめします。
支払い方法は一括払いのみにすること
一括払いであれば手数料も利息も付きません。つまり、買った分だけの請求が届き、その金額によってポイントが貰えるため、我々は得をすることができます。
ですが、分割払いやリボルディング払いの場合、そこに利息が上乗せされて請求が届きます。その利息分がカード会社の儲けとなるため、これでは思う壺なのです。
クレジットカードで節約をする、得をするための選択肢は、一括払いのみです。それ以外はないと言い切れます。
ちなみに私もこの3年間、支払い方法は全て一括です。
税金のカード払いは手数料自己負担
買い物をした際の手数料は店の負担ですが、市県民税などの税金をカード払いする場合、手数料は支払った本人が負担することになります。
原則的に手数料は支払った本人が負担するのですが、お店での買い物の場合、商品金額に手数料分を上乗せすることによって手数料を店の負担にしてもらっているわけです。
ですが、税金の場合、手数料分を税額に上乗せするなんてことはできないのです。
税金だけは現金で払ったほうが良さそうです。
まとめ
・カード払いは手数料がかからず、ポイントも貯まっていくのでお得
・やるなら公共料金を含めて全てカード払いにしてしまおう(税金は例外)
・家計簿を付けて出費をしっかり管理しよう
・引き落とし口座の残高にはかなりの余裕を持とう
・支払い方法はいかなるときでも一括払いにしよう
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